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2024.07.04

クリエイタートークイベント「よなよな夜咄(よばなし)」の様子【レポ】

第1回
よなよな夜咄
(よばなし)の様子

yonayona - 1 (39)

こんにちは。ひらっくコワーキングスタッフのミトです!

ひらっくコワーキングが始まってはや3ヶ月が経ちました。

少しずつですがコワーキング利用者も増え、ひと月使い放題の定期利用を使っていただいたり、子ども預かりサービスのご利用も増えています。

スタッフの方も微力ながら、コワーキング利用者とシェアオフィスの方を繋いで、新しい出会いや機会を持ってもらうお手伝いをしております。

さて今回は、2024年6月28日(金)に開催しました「よなよな夜咄」のイベントレポートをお届けします。

「よなよな夜咄(よばなし)」ってどんなイベント?

今回のイベントは、シェアオフィス会員であるバイカイデザイン株式会社の佐原和行さんが企画されました。

こちらがイベントの説明文です。

↓↓↓

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"あの人"と集い語らう、きららとひかる「そうだよな〜」な話たち

【よなよな夜咄(よばなし)】

「第一夜NCC?しゃべり場編」

成果物だけでは見えない、舞台裏にこそヒントが隠されている!?

同じ業界仲間だから聴ける・話せる・シェアできる・・・そんな、

ここだけの学びや気づきを夜な夜な語らう、特別な150分!!!

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佐原さんだからできるクリエイターの語り場という企画。

今回のテーマは、成果物がカタチになるまで、どんなことが起こって、どうやってカタチになっていったのか?そんな、なかなか聴けないプロジェクト制作過程の舞台裏を赤裸々に語る回でした。

当日はデザイナーをはじめとしたクリエイターの方はもちろん、企業でお勤めの方や、飲食店をされている方など、様々な方がお越しになられました。

まずはひらっくコワーキングツアー

イベント本題のまえに、まず参加者のみなさんにはひらっくコワーキングのご案内をしました。

広々とした空間や、木を大胆に使ったデスク、料金など、みなさんに好感触を持ってもらえました。

この日はあいにくのお天気ではありましたが、外の景色を一望できる窓を見て「凄い!」と言ってもらえる場面も。

この日は、普段なかなか見られない佐原さんのシェアオフィスも見学しましたよ!

イベント本編スタート

ツアーが終わったところで本編スタート。

佐原さんの自己紹介から始まり、今回のテーマである「成果物だけでは見えない、舞台裏にこそヒントが隠されている!?」についての思いを話されました。

普段クリエイターがノウハウや経験を表に出す機会はなかなかなく、それが共有できないことに切なさを感じるという佐原さん。

完成された成果物よりも、それが出来た過程、舞台裏にこそ大事なものが詰まっているんじゃないかということで、今回のトークイベントを企画されました。

ゲストは北大阪商工会議所の高田さん

第一回のゲストは、北大阪商工会議所の高田研一さん。

今回は実例として、佐原さんと高田さんが携わっているオープンファクトリープロジェクト「不器用ファクトリー」を中心に話を展開しました。

オープンファクトリーとは

オープンファクトリーとは、工場見学やワークショップなど、場を開いてみなさんに広く知ってもらう機会を作ることで、ものづくりの魅力発信をしていくプロジェクトです。民間だけでやるのではなく、地域全体でやっていくことを特色としています。

高田さんは事務局の立場で、産学公連携(民間・行政・大学とのコラボ)の音頭を取ったりと、様々なサポートをしています。

お話の中では、

・オープンファクトリーをすることになったきっかけ。

・ものづくり企業が抱える課題。

・産学公連携共創の取り組みをどうすれば。

などなど様々な難題を抱え、最初の数ヶ月は社長さんと集まって会議をしても全く進まなかったそうです。

横のつながりをフル活用

オープンファクトリーとして注目されるようなイベントやワークショップをするにしても、ものづくり企業にはもちろんそのノウハウはありません。

このままでは埒があかないと、商工会議所のコネクションを駆使して、喝を入れてくれる人や、イベントの開催に詳しいところに協力を仰いだり、さらに場所の提供を徐々に実現のビジョンが見えていったそうです。

そんな中で、ビジュアルや展開を魅力的なものにするためにクリエイターにも関わってもらいたいという提案が出てきたことで、もともと以前から関わりのあった佐原さんにお声が掛かったそうです。

佐原さんが今回この「不器用ファクトリー」を実例に挙げたのは、クリエイターのつながりだけでは実現できない繋がり、下支えをしてくれる存在があって初めて自分たちのワークが生きるんだということを伝えたいためでした。

なぜ「不器用」なのか?

よく考えると、製造業なのに「不器用」というネーミングをつけるのは大胆なこと。

どうしてこのネーミングがついたのかも語ってくれました。

コンセプトも何も決まっていなかった中で、一致団結してみんなが同じ方向を向いてプロジェクトを進めるときに、共通項やスローガンをあげないとを上手くいかないと、佐原さんは言います。

そこでひとつのワークを通してキーワードを出していきました。その中で、ひとつのキーワードが佐原さんの目に飛び込んできます。それが「不器用」でした。

「最近の子供はスマホばかり触っていて、手先が不器用になっているんじゃないか」ということで出たワードだったそうですが、佐原さんはこれを見て・・・

「でも、私たちも不器用じゃないですか?」

この取り組みをする中で、あれもこれもどうすれば良いか分からない、初めてだらけのチャレンジをすること、もし失敗しても「不器用なんで」と言って許してもらえたらという気楽になれる雰囲気を併せ持ったこの言葉が良いんじゃないだろうかと思い、佐原さんはこの「不器用」を前に出したネーミングを名付けます。

この言葉はものづくり企業の方々から意外にも好評でした。

オープンファクトリーは色んな地域でやっているんですが、どこも凄くカッコよく見せています。

でも実際に工場見学に言ってみると、全然上手く話せなかったりして「俺らあんなカッコよくないよ。不器用やから」というワードを実際に高田さんは聞いていたそうです。

この「不器用」というワードは皆さんが「そうなんだよねー」と気楽になれて、等身大の自分達を絶妙にあらわすワードとして受け入れられました。

こうして、日本一敷居の低いオープンファクトリー「不器用ファクトリー」は誕生しました。

制作秘話や裏話が盛りだくさん。

その他にも、

・社員の成長につながった。

・大学とコラボして、各企業のトレーディングカードやゲームルールを作った。

・カードを使ってくずはモールで特典が受けられるキャンペーンを展開。

などなど、プロジェクトがどんどん広がっていくお話にワクワクしました。

こちらが各企業の特徴を捉えたトレーディングカード。カードを作る際に、企業側も自分達のブランドを再確認する機会になったとのこと。

後半は交流会

後半は、交流会。

色んな方たちが名刺を交換したり、それぞれのお仕事や取り組みのお話をされていたりして盛り上がりました。

余談ですが、こちらは自分達で「三兄弟みたい」と言っていたので写真を撮らせていただきました(笑)

ちなみに左はデザイナーの平岡直樹さん、中央はゴマジェットカフェ店主 山本恭裕さん、そして佐原さんです。

来月も開催予定!

こちらのイベントは来月も開催予定!

この日は次回ゲストにお呼びする予定のデザイナー浪本浩一さんがお越しになられていたので、次回のテーマを少し話されました。

来月は7/26(金)18:00〜20:30で開催予定です!

以上、クリエイタートークイベント「よなよな夜咄(よばなし)」のレポートでした!

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