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2024.06.08
枚方でコワーキングしよう!の様子 【レポ】
ひらっく初のオープンイベント「コワーキング座談会」の様子をレポート!
2024年5月18日に、コワーキング運営者が集まり、これからの働き方を考えるトークイベントを開催しました。
こんにちは!ひらっくコワーキングスタッフです。
2024年5月18日(土)に、ひらっくコワーキング オープンイノベーションスペースにて『枚方でコワーキングしよう!これからの働き方を枚方のコワーキング運営者と語る座談会&相談会』が開催されました!
今回はそのイベントの様子をレポートします。
テーマは「これからの働き方」
こちらのイベントは、2024年4月1日に枚方市における多様な働き方と起業相談の推進を目指して誕生した、ひらっくコワーキングスペース初のオープンイベントです。
テーマは「これからの働き方」。
そして、その働き方の拠点として重要視されるコワーキングスペースの運営者からお話を聞くことで、これからの働き方についてみんなで考えてみるというものでした。
ゲストは枚方コワーキングネットワークのみなさん
今回のゲストは、枚方にあるコワーキングスペース同士が、お互いの更なる有効活用と発展を目指して設立された「枚方コワーキングネットワーク」より4名が登壇。
それぞれのスペースの特徴や、そこで発展しているコミュニティ、生まれているお仕事などを話していただきました。
ビィーゴ
ビィーゴは枚方市駅すぐの「枚方ビオルネ」の5階にあるコワーキングスペース。
スタッフの平岩さんからは、ビィーゴで開催されているイベントや、そこから広がるコミュニティ、コワーキングで楽しく働くことについてお話されました。
HOOP!
HOOP!(フウプ)さんは枚方宿の歴史街道の中にあるコワーキングスペース。
中岡さんは、会社員をされながらHOOP!(フウプ)を運営。地元との結びつきを大事にしている一方で、近くの英会話教室とのコラボイベントや、外国人留学生の授業の場に使ってもらうなど、外国の方にも枚方の魅力を発信されていました。
ひらプラ
濱道さんは、枚方社会福祉協議会の職員。
枚方社会福祉協議会さんは、牧野にある「ルファルひらかた社協」という施設の5階に福祉団体向けのコワーキングスペース「ひらプラ」を作られました。
ひらプラを通して、活動の場所を提供したり、福祉団体同士の横のつながりを生み出すことで、それぞれが更なる協力や新しい試みを生み出しています。
ひらっくのコワーキングスペース
そして、今回の会場にもなった「ひらっくコワーキング」は、輝きプラザきらら5階に誕生したコワーキングスペースです。
ひらっくは、枚方市立地域活性化支援センターという枚方市が実施している創業支援・経営相談などの支援をしている場所です。
スタッフの高田さんからは、ひらっくコワーキングという場所が出来たことで、コミュニティ型の創業施設を目指していきたいというお話をされました。
ひらっくコワーキングにはシェアオフィスがあります。
例えば個人事業をされている方や、これからしたいと考えている方が、ひらっくコワーキングで気軽にシェアオフィスにいる方と交流していただくことで、つながりや、一歩先に進んでもらえるきっかけを生み出す場にしていきたいという思いを話されていました。
トークセッションの様子
後半は、これからの働き方についてトークセッションしました。いくつかのテーマを用意して、皆さんにお話いただきました。
ここでは簡単に内容を箇条書きでご紹介します。
①未来の働き方とコワーキングスペースの役割
- これからもっと副業という働き方が広がっていき、働き方のスタイルが多彩になる。
- コワーキングスペースが在ることで、リモートワークなどによって孤立しがちな方などの精神的な助けにもなる。
- 多種多様な人がいることでビジネスマッチングが生まれ、仕事に拡がりが出る。
- イベントによって、個人の生活の充実や、地域との結びつきが生まれる。
②どういうコミュニティがあり、イベントなどをしているか。
- 同じ業種の方が、職場とは別の心理的安全性が確保された場所で集まることで、勉強会や研究会などのプラスアルファが生まれる。
- ただの場所貸しではなく、コワーキングスタッフが色んな方々を結んだり、相談に乗ったりしていて、そこから面白い発想や提案、コミュニティが生まれている。
- 枚方のコワーキング地域に根ざしているので、違ったジャンルのコミュニティが結びつく
- 顔の見える付き合い方が出来ることが一周回って大事になるんじゃないか。
③ワークライフバランスを支えるコワーキングスペース
- 働き方の多様化によって、仕事とプライベートの境目がなくなっていく。それは、働いているという感覚がないことで、自分がやりたいこと、好きなことが織り混ざって働くスタイルが広がる。
- コワーキングスペースで部活動を作ることで、趣味のシェアをすることができて、仕事ばかりでなく自身の生活の充実も持つことができる。
- 副業解禁と言っても、器用にできないと思う方に、ぜひうまくコワーキングスペースを使ってほしい。
- コワーキングのイベントが、自分の知らない世界を色々と発信しているので、参加すると思わぬ自分へのヒントになったりする。
質疑応答
質疑応答も盛り上がりました。
- 子育てママでも使える支援はあるのか?
→ひらっくコワーキングでは託児所を週に2日用意。HOOP!は靴を脱ぐスペースになっているので、お子様がのびのびしながら作業が出来る場になっている。 - 営業マンをしながら副業ができるか?
→色んなスタイルでやっている人はいるが、その分オフの時間はもちろん減る。仕事で好きなことをどれくらい出来るか。 - コワーキングを長く使っている人に共通するところはあるか?
→スタッフと気軽に雑談できたりすると、価値に広がりが生まれるので、スタッフと仲良くなってる人が長く使っている。
→自分だけが使い勝手をよくしたい方には、正直向いていない。自分のできることが、コワーキングにいる誰かの役に立つことが実際あるので、そうやって自然に渡し合えている人たちが充実している。
参加者さんの声
- ものづくりをする人を応援したいコワーキングスペーステイクラボというコワーキングスペースがあることを今回知りました。最新の3Dプリンター、レーザー、UUプリンターを使用できるのは大変ありがたいです。
- コワーキングについて話を聞けて少し身近になりました。各施設へ伺いたいと思います。
- 内容が理解できた。何をしているかわかりました。
- さまざまなタイプのコワーキングのお話を聞けたので利用する際のイメージが沸きやすかったです。
- コワーキングスペースをどのように運営されているのか、ユーザーはどのように使用されているのか理解できた。思ったより広い活動だった。ただ単に仕事や勉強する場所を提供するだけではないのに気づいた。
- 枚方のコワーキングに関わる方(運営スタッフの方々や利用者の方々)ととても未来の働き方とコワーキングについて考えるいい機会になりました。ひらっくも樟葉駅からバスで15分くらいで来れるのでまた遊びに来させていただきます。ありがとうございます。
- 普段は会社員なのであまり関わりがもてないようなお話が聞けてよかったです。
これからも、枚方市内のコワーキングスペースはそれぞれお互いに連携し、協力しながら、ますます盛り上げていきたいと考えています!